ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

ツインテール至上主義

犬日記3。



#あるじとチビ2。






小学生橘 「•••ハア、可愛いなあ•••。」


小学4年生の時だったと思うけど、
犬の図鑑•猫の図鑑•花の図鑑の3冊を買ってもらって、
当時の私はこれが大のお気に入りだった。



写真見るだけでなく、解説の文章も何度も何度も隅々まで読み返してすっかり覚えてしまっていた。
今思うと、あれは小学生向けじゃなかったような気がする。




その中で、↑は犬の図鑑見ていた時の様子。









そんなある日の事。





小学生橘 「ねえ、ビーグル飼いたい。」


母橘 「何?!」


小学生橘 「あとダックスフンド。」


母はばあちゃんに相談してみなさいと言って、絶対無理だよという雰囲気を隠しもしなかった。







その夜•••。





小学生橘 「ねえ、ビーグル飼おうよ。」


祖母橘 「は?!」


小学生橘 「ダックスフンドも飼おう!」




ばあちゃんは、またおかしな事を言い出した•••と引いていた。
しかし小学生橘負けない・・・!!





小学生橘 「ビーグルとダックスフンド飼いたい!!」


祖母橘 「あんな小さな犬そんなに飼ってどうするの!」


小学生橘 「チビが来る前はスピッツ飼ってたんでしょ。スピッツだって小さいよ!」





実際、橘家では昔純白のスピッツを飼っていたらしい。
私が生まれる前の事なので、私は会った事がない。
物心ついた時にいたのはチビだった。





祖母橘 「チビがいるでしょ。チビも可愛いでしょ。」


小学生橘 「カワイイ、けど•••。」




チビはビーグルやダックスフンドじゃないもん。




当時の私は、犬の図鑑でビーグルとダックスフンドを見てすっかり虜になっていた。


ビーグルは、あのシックな3色だけであんなにも可愛らしい雰囲気を醸し出しているので
抜群のセンスを感じた。


ダックスフンドはあのシルエットに才能を感じる。
どうして両者共あんな姿で生まれてくるのだろう。
ほんと神秘だった。




それに、振り返って気付いたんだけど、
私犬はツインテールが好き。




チビは秋田犬と芝犬のミックスだった。



チビの事も好きだったけど、
ツインテールじゃなかったことが残念だったに違いない。










ちなみに猫の図鑑にも夢中だった。
日本猫のページには三毛猫が一番大きく掲載されていて、初めて見た時プッチがいる•••と思った。
しっぽの形が違うけどプッチは三毛猫で、一番大きく載っているのは
一番いい猫だからだ!と思ってますますプッチの事が好きになった。






プッチ (余計なお世話だよ、わっぱ。)








ちなみにシャム猫のページを見た時、ものすごく感動した。
どうしてこんな猫が存在してるんだろう•••現実で見たことない、どこにいるのかな?と思った。

※6年後やって来ます。










結局ビーグルとダックスフンドは諦めさせられた。
うう•••。


しかし、高校生になって通学で朝バスを待っている場所で
毎日決まった時間にダックスフンドと居合わせる様になった。


すごく薄いベージュで短毛の毛皮にピンクの首輪。
飼い主のムッシューに連れられて毎日やって来る。


この飼い主さんと一度も話した事ないし、
この色素薄い系女子のダックスフンドとも仲良くした事がない。
ただ3年間毎日、朝に短時間眺めていただけだったけど心浮き立った。





ダックスフンドは種類に違いあれ、散歩させてる人は昔からどこの街でもよく見かける。


対してビーグルは飼っている人まず見かけない。
ビーグルがどこにいるのかずっと知りたかった。




いた!!!↓

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