ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

仙人

カルピスは、子猫時代の後半には完全に仙人みたいになっていた。


私がどんなに話しかけても堂々たる態度で迎えうつ!
そのかわり聞いてるのか聞いてないのかよくわからなかった。




高校生橘「ねえカルピス、カルピスったら。」


仙人顔カルピス 悠々と無言。



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学校から帰ってきても•••



高校生橘「ただいま王子。」

仙人顔カルピス(姉。ガッコウから来たか。)



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横たわっているカルピスを腕で囲んで頬擦りしても•••


高校生橘「カルピス今日はクッキーの匂い!!サイコー!!」

仙人顔カルピス(姉。静粛に。)



カルピスは何かを悟った様に落ち着き払っていた。



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それなのに。




好きな家族が帰ってきて玄関開ける3分くらい前になると、
この世で最も重要な用事!!みたいに王座からバッと飛び降り走ってゆく。
この時は仙人みたいな表情は消えている。



居間の扉が閉まっていると、あけてーあけてーとソワソワカリカリする。




ある日私が扉近くにいた。


祖母橘「開けてあげなさい。」

高校生橘「やだ。」



カルピスはばあちゃんに開けてもらって廊下へ飛び出ていた。
しかも、「モモモモモモモモモモモモモモモモー!!」
というとんでもない鳴き声で叫びながら。




母橘「いじわるしないの!」

橘「だってカルピス私の時は迎えに来てくれないんだもん!」



カルピスは王子様だから、と納得出来ないような納得するしかない様な事を母は言っていた。




カルピスは、高貴な時もあった。
あぐらに座らせてもらってる時は、
自分が高貴な存在だと思い出して噛み締めてる表情をしていた。
王子っていうか、むしろ王の様だった。




かと思えば、

高校生橘「カルピスー。」

カルピス 無言でうむ、みたいな顔。


高校生橘(また仙人になってる•••。)



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カルピスは子猫のうちに完全に姉との接し方を確立していた。