ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

仙人

猫日記228。



カルピスは、子猫時代の後半には完全に仙人みたいになっていた。


私がどんなに話しかけても堂々たる態度で迎えうつ!
そのかわり聞いてるのか聞いてないのかよくわからなかった。




高校生橘「ねえカルピス、カルピスったら。」


仙人顔カルピス 悠々と無言。






学校から帰ってきても•••



高校生橘「ただいま王子。」

仙人顔カルピス(姉。ガッコウから来たか。)





横たわっているカルピスを腕で囲んで頬擦りしても•••


高校生橘「カルピス今日はクッキーの匂い!!サイコー!!」

仙人顔カルピス(姉。静粛に。)



カルピスは何かを悟った様に落ち着き払っていた。







それなのに。




好きな家族が帰ってきて玄関開ける3分くらい前になると、
この世で最も重要な用事!!みたいに王座からバッと飛び降り走ってゆく。
この時は仙人みたいな表情は消えている。



居間の扉が閉まっていると、あけてーあけてーとソワソワカリカリする。




ある日私が扉近くにいた。


祖母橘「開けてあげなさい。」

高校生橘「やだ。」



カルピスはばあちゃんに開けてもらって廊下へ飛び出ていた。
しかも、「モモモモモモモモモモモモモモモモー!!」
というとんでもない鳴き声で叫びながら。




母橘「いじわるしないの!」

橘「だってカルピス私の時は迎えに来てくれないんだもん!」



カルピスは王子様だから、と納得出来ないような納得するしかない様な事を母は言っていた。




カルピスは、高貴な時もあった。
あぐらに座らせてもらってる時は、
自分が高貴な存在だと思い出して噛み締めてる表情をしていた。
王子っていうか、むしろ王の様だった。




かと思えば、

高校生橘「カルピスー。」

カルピス 無言でうむ、みたいな顔。


高校生橘(また仙人になってる•••。)





カルピスは子猫のうちに完全に姉との接し方を確立していた。