ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

カルピスはジャスミンの香り

それで去年の夏、早速母に電話したんだ。


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橘「部屋がカルピスの匂いする。」

母橘「何が?!」



母、状況つかめない。


カルピスがいい匂いだったのは、ジャスミンの花にそっくりな香りだったからという事、
夏になってジャスミンの花が咲いたら、カルピスの匂いがしてどうしようもない事、
カルピスが花の香りのする王子であった事、
これらを懇々と語った。



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橘「カルピスに会いたい。」

母橘「・・・。」




母とカルピスの話をしていて気づいたんだけど、
私だけでなく母もカルピスの事を変わった猫だと思っていたそうだ。


家族皆がカルピスの事を可愛いと思っていたし、
特に私など、親馬鹿すぎるくらいだったので、
それで特別だと思っているだけだと思ってたんだけど、
やっぱりカルは他の人から見ても変わっている王子だったのだ。


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ところでカルピスが亡くなった時の話を聞いて、
私一か所勘違いしていた事に気づいた。

私はてっきり家で亡くなったと思ってたんだけど、
かかりつけの病院で亡くなったそうだ。

カルピスは別に病気持ちじゃなかったけど、
たまに動物病院に行っていた。
私、一度だけ皆について一緒に行った事がある。


でも、実はカル自身、ずっと具合が悪いの隠してたのかもしれない。
母いわく、亡くなる前日になって
ものすごく具合悪そうで様子がおかしくて気づいて、
それで病院連れて行ったら、そのまま、との事だった。



花の香りの王子様は、そうして永遠の眠りについた。



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当時、母からカルが亡くなったよと電話が来た時、平静を装っていたけど
電話を切った後、東京の空の下で一人で泣いていた。


この事を20年の時を経て初めて母にあかしたら、
電話の奥で心底気の毒に思っているようだった。
気の毒なのはカルであって私の方じゃないのは分かってる。


そしてカルの場合は、本人の虚弱さだけでなく
家族がぜんぜんカルに適した環境を用意してあげられなかった事も
4年という短い人生にしてしまった原因だと思っている。



母橘「写真、探せばあるかも。」


カルピスが生きていた頃、私は結構写真を撮っていた。
それを探して送ってくれる事になった。



後日ほんとに送ってくれたんだ。
でもベストショットの数枚が抜き取られている。



ぜったい私の仕業だ。
たぶん、家を出る時に抜き取って持ってきた。
今も持ってるはず。
思い出してよかった。



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ところでジャスミンの花を緑茶と一緒にしておくとジャスミン緑茶になる。
どうしても香りと一緒に水分も移ってしまうので、日持ちしないけど
なんとも優雅なお茶だ。
私はこれをカルピスティーと名付けた。


母はドン引きしていた。



実家にもジャスミンの苗送ったので、
花が咲いたら緑茶に混ぜてつくってねと伝えておいた。
母ぜったい作ってない。



あと、ジャスミンライス、久々に食べたい。
一昨年食べたきりか・・・。


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ほんとにジャスミンはいい匂い。
だからカルピスも相当いい匂いだった。
もしかして、シャム猫の遺伝子にジャスミンライス等の
タイの記憶が封じ込められてるからなのか?!


不思議猫サイアミーズ。
でも、他のシャム猫はそんな事もないよなあ・・・。



カルピスはなんであんなにいい匂いだったのかな・・・。
何食べてたんだっけ。
あ、大容量のあんまおいしくないカリカリか。(ばあちゃんセレクト)