年末から自宅でコーヒーを入れて飲むというのを再開している。
しかも!以前のように焙煎された豆を買ってくるのではなく、
生豆を買ってきて自分で焙煎し始めた!
私もともとそこまでコーヒー大好きってわけじゃない。
だからたくさん飲まないし、毎日も飲まない。
でも時々必要だと思い、飲もうと思った時間帯、
丸山珈琲とかは確実にお店空いてない。
必要な時に必要な分だけ。
焙煎した豆をまとめて買ってしまうと、
鮮度が落ちる前に確実に飲み切れない。
以前自宅でコーヒー淹れて飲んでた時は、
少量ずつ買ってたから、またそれでもいいかなとは思ったんだけど。
生豆から自分で焙煎し始めると、もうどこかから焙煎された豆買おうとは思わなくなる!
しかも飲み切れる量で焙煎していくから飲み切れる。
私いつも水とぎ焙煎してるんだけど、
これ店舗で提供するには手間がかかるので
豆の値段が跳ね上がってしまう。どこもやってない。
しかも私は50℃焙煎だからよりいい仕上がりになる。
研いでる時に、生豆の販売者のハンドピックで
取り除ききれなかった不良豆を発見することも出来てよき。
まずはゲイシャを買った。
丸山珈琲でゲイシャ飲んでから、一番おいしいコーヒーはゲイシャだと思っていた。
でも初焙煎だったので、火の入りの進行が読めず、1ハゼ・2ハゼが終わってからも
さらに焙煎し続けてしまい、火を止めてからの余熱でもさらに焙煎が進んでしまった!
かなりの深煎りになった。
私深煎りわりと好きだけど・・・深煎りすぎるよ・・・!!
たぶんイタリアンローストとかそのへんまでいってしまった。
で、その深煎りすぎる豆を新しく買った電動ミルで挽いたら、
電動ミルの勢いにまかせてかなりの細かい挽きに・・・。
さらにドリップする時、南部鉄瓶で沸かしたお湯が熱湯すぎた。
なぜかドームも発生しない・・・。
落としたコーヒーを飲んでみたら激まずだった。
深煎りの豆の場合は、細かく挽きすぎたりドリップするお湯の温度が高すぎると
濃く苦く雑味とやらも強く出る。しかも紅茶の世界で通用するラストドロップまで
落としたので、よりいっそう雑味がプラスされる事となった。
ミルを買う時、手挽きミルと迷ったんだけど、
目に留まった電動ミルが水洗い可で、コーヒー豆以外も挽けるという優秀さで電動ミルにした。
(スパイスを挽いたりほうじ茶をパウダーにしたり相当便利だ)
昔使ってたビタントニオの電動ミルは、水洗い出来ず専用ブラシで掃除するだけという
ごくごく一般的なミルで、コーヒー豆しか挽けなかった。進化が嬉しい。
電動だとついつい挽き続けてしまうけど、なるべく粗挽きで止めた。
次にお湯の温度。
南部鉄瓶から直接お湯を注いでいたんだけど、
ぜったいコーヒーポットがいいのはわかってる。
うちコーヒーポットないからね!
ファイヤーキングの耐熱ガラスメジャーカップに移し替えて
温度を調節し、なるべく細くゆっくり落とした。
そして全部落とし切らずに撤収。
・・・知ってる味になった・・・!!
ゲイシャだった。
ゲイシャを飲み切ってからは、グァテマラSHBの生豆を買って焙煎。
これもおいしい!
でも私一度にたくさん飲めないし、むしろコーヒーは体質に合わないので
生豆がなかなか減らずにストックしてある。でも大丈夫!生豆はほったらかしOK。
焙煎してしまうと、鮮度がどんどん落ちていくから、冷蔵保存しても何か月も置いておきたくない。
ちなみに焙煎したてのコーヒー豆は、
あの一般的なコーヒーの香りが全くせず、ただただ焦げくさい。
なのに2日後くらいになると、とてもよい香りになる。豆の神秘。
そして焙煎していく過程で、一般的な認識のコーヒー豆とはかけ離れた姿から
お店で売られているあの姿に変わっていく様を見るのがいい!豆の神秘!
普段は南部鉄瓶で沸かした白湯とかなんらかのお茶とかばかりだけど、
時々こうして自家焙煎でコーヒーを楽しんでいる。
どこのコーヒーのお店も開いてないような時間帯に。
ちなみにドリップはネルで落としてるんだけど、
ネルドリップの場合はペーパードリップと違って使い捨てない。
だからといってしっかり洗うとかいうものでもなく、
豆を捨てて水洗いしたら、浸水した状態で冷蔵保存する。
うちのネルの柄は木製だから、そこだけ水から出しておく必要がある。
保存容器に困って、ご飯冷凍保存しておく丸いのに入れている。
サイズがはかったかのようにぴったりで、しかも蓋の一部が柄のためであるかのように小さく開閉出来るようになっている。
なっているんだけど・・・蓋が閉まらないんだ!!
蓋まで閉まる完成度の保存容器がほしいなあ。
柄の部分まで全部ステンレスだったら全部浸水出来たんだけど、
このハリオのネルドリップ気に入って予備のネルまで買った。
保存容器もあるといいのに!