ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

漢方のお店の開拓に成功する

ここ2か月くらい漢方飲んでなかったんだ。



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漢方、体質に合うものを選ぶと、飲んで数時間で効果が現れ、
数日で完全に改善したい事がほんとに改善する。
人に話すと、もうそれ薬じゃないですか、と言われる。
たしかに薬レベル。
でもあくまで漢方です。



で、うっかり飲み続けたくなってしまうんだけど、
ここでストップ。



私の場合、コーヒーとかと同じで、
飲み続けすぎると体内で成分が飽和してる感じがする。
なんか違和感感じるようになる。
こうなったら白湯に切り替え時だ。


でも、別の種類の気になる事があって改善したかったので、
漢方再開する事に。


で、夏の終わりにいつも買いに行ってたお店の漢方は、
いろんな種類の漢方がテーマに沿ってブレンドされた
ティーバッグの様な漢方だったの。
これ、初心者にはとても良い。
あと結構種類があるのでいろいろ試すことができた。



でも私自分で調合してみたいのだよ。



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量り売りの漢方のお店でよさそうなとこないかな・・・と
思いながら、自分に合いそうな漢方の種類の研究をしていた。
選び取って飲んでいたティーバッグ漢方のパッケージを全部とっておいて、
その中でも特に体質にしっくりきた種類のものの成分表示を見ていった。


そしたら、何種類かどのティーバッグにも共通して入ってる
漢方をみつけたので、その性質や効能を調べておいたの。
それらをグラム単位で買おうと決めた。



でも量り売りの漢方のお店がわからない。



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そうこうしてるうちに忙しくなってしまったんだけど、
11月11日はゆっくりおでかけしたの。
そしたらどういうわけか路地裏に入り込んでしまって、
いつも通らないところで漢方のお店が目に留まった。


ガラス張りの店内を覗くと、お客さん結構いた。
壁にはびっしりと小さな引き出しが。
ふーん・・・と思ってその時は通り過ぎた。


それからまた忙しくしてて、1か月くらい経った頃、
そうだあのお店行ってみようと思ったんだ。
でも思ってるだけだった。



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で、今日。

4時半くらいから仮眠とって、
9時には起きてあのお店行こうと決めてたのに
身体もむくんでるしだるいんだわ。
結局起きたの昼前。


しかも母からの着信に気づいて折り返したら
話が白熱して長電話してしまった。
結局お店に着いたの15時前だった。


しかも・・・。



その漢方のお店にはシャッターが降りていた。
年末年始休業か・・・!!
むくんでだるいまま年末年始を迎える事決定。



私がシャッターの前で絶望していると、
お店と隣のビルの間からお店の人らしき人が
手に紙を持って出てきて、
シャッターに年末年始休業のお知らせと貼った。


お知らせ読むと、昨日まで通常営業してたのに
今日から休業らしかった。あーあ。



「・・・うちの店、初めてですか?」



話しかけられた。



私がそうです、と言うと、
お店の人は、丁寧に年末年始休業について説明してくれた。
私が、欲しい漢方があったんですが年明けにまた来ます、というと


「もしかして欲しいの決まってるんですか?」


ってお店の人が目を見開いたので、そうですと答えた。
ここのお店は、予約制でカウンセリングをしてから漢方購入
という流れで利用するらしい。


私だいたい欲しいの決まってるからカウンセリングはあんまり必要ない
かもしれないけど、漢方に詳しい人と話してみたいなとは思った。
夏の終わりにいつも買いに行っていた漢方のお店は、
お店の人があんまり詳しくなかったので物足りなさを感じていた。


「何が欲しいんですか?」


って聞かれたので、覚えていた漢方の名前をいくつかあげた。
もしかして、カウンセリングじゃなくて
明確に決まった種類の購入だけを目的に
来るお客さんってあんまりいないのかな。
お店の人の目がわずかに輝いていた。



いずれにしろ、年明け。



私がまた来ます、と帰ろうとしたら



「よかったら、今おつくりしてきましょうか?」



え!!漢方売ってくれるの?!


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私がお店お休みなのにいいんですかと聞くと、
今日から営業はお休みだけど、今日は大掃除で
店にはいたんです、今ちょうど終わったところなんです
との事だった。
大掃除終わって張り紙するタイミングで私がたたずんでいたというわけだ。



私がぜひお願いしますというと、お店の人は
ちょっと待っててくださいと言って、
お店と隣のビルの間へ消えた。



その裏路地で立って向きを変えると表通りが見えた。
忙しそうに人が行き交ってる。


その漢方のお店と裏路地を挟んでむかいに小さな店舗があって
おんなじ店名だった。
でも閉鎖してあり、お向かいに移転して営業中と
張り紙がしてあった。旧店舗らしい。
お店大きくして移転したのか。



現在の店舗と隣のビルの間から、業者なのかアルバイトなのか
ダンボール持った人が何人か何回かに分けて出てきた。


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まもなくお店の人が袋と領収証を持って戻ってきた。
あとどの種類がグラムあたりいくらのメモ。


屋台でも出店でもないのに
路上での金銭授受って不思議な感じがした。




そうれはそうと・・・漢方を手に入れた・・・!!




やはり薬草がライフ回復の近道だよね。



「あなたが自分で煎じるの?」



お店の人はあらためて聞いてきた。

店主、私健康そうかもしれないけど今だるいんです。
私はそうです、と答えた。
そして念入りにお礼を言って、帰ろうとした。



「・・・そうだ、お屠蘇、飲みます?」



お屠蘇ってお酒?
漢方のお店でお酒が出るの?




「ちょっと待っててください。」
お店の人はそう言うと再度お店と隣のビルの間へ
吸い込まれていった。


知識がないので、お酒と漢方が頭の中でつながらない。


今度はすぐに戻ってきた。


「はいこれ。」


お年玉みたいな袋を手渡された。
この中に漢方が入っていて、それを日本酒に混ぜてのむのだとか。
あとお店のオリジナルカレンダーもくれた。



私、あらためてお礼言って立ち去った。
お店の人はお店と隣のビルの間から戻って行った。
片付けとかあるのかな。


なんか・・・いつのまにか漢方のお店の開拓に成功したよ?!


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