私が部屋を出たり入ったりしてるのに
まだ母による脚のフォローは続いていた。
そんなフォローもらっても私の脚は1ミリも細くならないよ!!
また体調回復したら少しずつ贅肉落とすからもういいんだってば。
母 「ねえ。」
今度は何!!
母「おなかすいたよ。」
私着替えに行こうとしたけど、
先にご飯つくりに行くことにしたよ!
だからもう黙っててくんないかな。
朝食後、着替えたら
母が目を丸くした。
母「あらずいぶん似合うわね。」
その日は買ったばかりのUnacaのお洋服着ました。
Unaca好きなんだけど、その時買ったのは、普段あんまり
選ばないシルエットのワンピースだったの。
しかもシンプルながら総柄だし。
色と生地と上半身のカッティングとシルエットが気に入って、
サイズも合ってたんだけど、家で再度眺めたら、
最初は買った事後悔した。
ウエストから脚にかけてわりとタイトなシルエットなので、
似合わないの買ってしまったと再度着てみて思った。
この服、生地がカジュアルなふりしてとにかく綺麗。
そして肩下から腕周りのシルエットが、見た事ないものだった。
平面に置いてた状態ではわからないんだけど、
着た状態で、すごく面白い線を描く。
それでボトム部分に目をつぶって買ってしまったんだ。
せっかく買ったから、
身体を絞る食生活を心がけながらたまに着てたんだ。
気に入ってるのに似合わないってつらいな、と思いながら。
そしたら、結構好評で意外だった。
私、よくその服どこで買ったのと聞かれる事多くて、
いつもは、またか・・・と思うだけなんだけど、
この時ばかりはうれしかった。
それにしても、私の服まねようとしてくれる人は
かなりの確率でスタイルよい人ばかりなのに、
なんでそのスタイルを生かす服を求めないの・・・?
前いた職場で、
体形戻ってファスナーが上がる様になった服を
久しぶりに着始めたら、
同じ部署の年上の女の人達が何人も
似たような服を同じ日に示し合わせたみたいに
皆着てくるようになっちゃって、
私はせっかくファスナーあがるようになったのに
着ていきづらくなってしまった。
そうしてるうちに
結局その後また太ってその服着れなくなって
捨ててしまいました。
今よりもさらに持ってる服の枚数少なかった時代は、
年下の女の子が、
「橘さんと似てる服一生懸命探して買ったんです!」
と言って着てくるので、
ほんとに似てる服着てる状態になってしまった。
そんで私はあんまり服もってないから、
それ着続ける事になったんだけど、
その子はスタイルよくて服もたくさん持ってるんだから
別に同じにする必要ないのに!と複雑な気持ちになったもんだ。
・・・という過去の事を思い出しながら、
母にその着替えた服を見せびらかした。
母はいちいちどこで買ったの?とか詳細を聞いてこないので
ラクだ。
それにしても、いつも似たようなのばっかり着てないで
たまには違うの買ってみるのもいいかもしれないと思った夏だった。
ちなみにこの時の母は
向こう1週間は自炊の予定ない私の冷蔵庫を食料でいっぱいにして帰っていきました。