ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

ちがうところはちがうといいたい先輩

hotakatachibana2018-08-03

この会社、ほとんどが女性で、部長や上の人数人や英語使う部署に3〜4人くらい男性がいるだけの会社だった。


私、女性が多い職場好き。男性ばっかりの職場はややうざい思いする事が多い。あと、しょぼい男性はしつこいので仕事の邪魔になることもある。


ある日出勤すると、同じく風変わり社長の会社経由で契約社員になったもう一人の女性の隣の席になった。20代前半先輩女性とは別で、私と同世代と思えた(しかし、実は7歳も歳上だった)。


この7歳歳上先輩女性はとても仕事が出来てきちんとした感じのする頭のいい人に思えた。


この部署に配属になった初日はこの人の仕事を見ているように言われたので、見習えるよう見てた。


この人みたいには出来なかったけど、何週間か経って、だいぶ仕事になれてきた頃、この7歳歳上先輩女性から「成長したねえ。」と言われて嬉しかった。


ある時、この人が担当する業務上で周知されずに仕事のやり方かルールが変更になっていたのか、この7歳歳上先輩女性は、「こんなの聞いてない!」ときっぱりと社員さんにうったえていた。


おかしいことはおかしいときちんとうったえたり、自分の意見をきっぱり言うのは、皆なかなかしないのですごく立派だなと思った。

でも、あまりに激しく主張するので、私は少しひいてしまった。



なんでも、今回だけでなくたびたびこういう事があるのだとか。たしかにやりにくいかも。



私もこの7歳歳上先輩女性とおなじで、いつのまにか勝手に変更されて仕事にさしつかえるというのは我慢出来ないので、すごく気持ちはわかる。


でも、私はうったえて有効かどうかは見分けた方がいいと思ってる。責任の所在があやふやになっている事に関してはうったえたところで、真摯に対応しなくてはという認識で仕事してる社員などいない。もちろん改善もされない。


しかし、私も時々はこの7歳歳上先輩女性みたいにうったえることがある。この会社の社員さん達はいい人ばっかりだったので特に何もしなかったが、世の中には悪意あるやつ(男性に多い)が時々いて、私はそういう人に遭遇すると、誰に対しても二度と同じ事が出来ないほどダメージをあたえることを目標に反撃する事がある。




しかし、そうすると、それがしょぼい男性とかの場合、私に認識してもらったのが嬉しいのか、私に陶酔してる顔でしかも人生に張りが出たかのように仕事し始めるから気持ち悪い。


この会社で勤務してる時は、そういう男の人いなかったし、そもそも女性ばっかりだから、そういう意味では快適な職場だった。


この7歳歳上先輩女性と同じ部署で仕事出来るのも良かった。でも、この先輩、私が入って1ヶ月後くらいに退職してしまった。辞める少し前に、デスクへの不満がだいぶつのっていて、しかも自分の事を、「何にも出来ないし、もう歳だし。」と言っていた。そんなことないのに。ご結婚されてたので、家庭にだけ入るという選択肢もあったのかもしれないけど。


こういう人、今の時点での世の中ではたしかに生きづらいと思う。私も生きづらいもん。この生きづらい時代があと数年は続くけど、そのあとは実力のある善良な人がのしあがっていける時代になるんだから、希望を失わないでほしいなと思った。