ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

キレる女優もスルー

hotakatachibana2018-06-28

配属部署での勤務が始まったばかりのころは、同期だけで固められて同じデスクで仕事をしていたんだけど、女性は私以外には、一人だけというデスクだった。


その女性は、OJTの時も同じフロアにいなかった気がしたし、実際知らなかった。


たしか私より8〜9歳くらい年上と言っていたと思う。きれいな方で、20代の頃とか可愛かったんだろうなと思える方だった。


でも、なんか魅力がない。配属日初日に挨拶したときや、隣の席になった日に話しかけられた時、直感的に仲良くなれないと感じた。実際に会話してみて、悲壮感にも似た暗めの雰囲気をまとっていて、わがままなのに自信がないせいでそれを押し込めて生きてる、そんな印象を持った。


私はこの人の事をこの配属先に来るまで知らなかったんだけど、この人は私の事を講習会形式の座学研修の時に見かけて知っていたそうだ。
まじめな顔で、「女優のたまごだと思った。」と言ってきた。いえ、一般人です。


その時私はすでに30歳をこえていて、常にすっぴん、髪もカットのみ服装も飾り気ない、そんな人つかまえて、どのタイミングで冗談だと笑いだすか待っていたけど、黙していた。この人の方がよっぽど女優ぽい。ので以後女優と呼びます。



女優は、私があんまり喜ばないのに気づいて少し不服そうだった。私と仲良くなりたい、というかつるんで同調したいんだなと思った。


残念ながら、私は自分に自信のある人や自分自身に責任持てる人が好きなので、こういう人興味ない。


しかも、この人は私の事をよくわかっていない。誉める時は的を得た内容で誉めないと、私の様なタイプはなびかない。そもそもなびかせていい関係を築こうとするやり方が嫌い。地道に真面目に生きてるだけの人なんですけどね、私。



この人と話していて、思ったんだけど、20代とかの頃、ちやほやされてそれなりにやってこれた人なんじゃないかな。もしほんとにそうだとしたら、私と正反対のタイプ。私はかなり不遇ばかりを味わってきてるけど、絶対にあきらめなかったし、失敗しながらでも常に行動し続けた。すでに学生じゃないのに勉強も好きだった。


話合わなそう・・・。


しかし、他の同期も加わって会話は続いた。ひょんな事からディズニーの話になったんだけど、私が「以前はよくディズニーリゾートに行ってたけど・・・」と話始めたら、突然女優が、キレた・・・!


女優はキレながらディズニーリゾートにいく人等の批判をしていた。おかげで、私の話の続きの「ヨーロッパ行ってから全く行かなくなって、今はあんまり興味なくて、ディズニー映画のDVDも2008年くらいに全部処分しちゃった。」っていうのが言えなくなってしまった。ただの雑談だから別にいいけど、ただの雑談にこんなに感情的になるなんて、女優は何かディズニーにうらみでもあるのか。いずれにしろ面倒。


同期だけで固められての勤務期間が終了して皆が違うデスクにばらばらになるまで、あまりかかわらない様にしてた。



今こうして思い出してもへんな人ばっかの会社である。しかしまだまだ続く。