地震からちょうど1ヶ月。被災地の人たちがどんなに大変な1ヶ月だったか想像するのも難しいです。でも、被災地の人たちの今後はなんとなく想像できる。
ひどい目に合った人というのは、のちにまるで見えない何かにえこひいきされているかのような状態がやってきます。いろいろな人を見ていて思いますのは、やはり桁外れに恵まれている人というのは桁外れにひどい目に合っていることが多いということです。これは中途半端に嫌なことから逃げて毎日不満しか持たない人には分からない感覚です。私も過去に相当ひどい目にあいましたが、地震で被災した人たちと比べるとべつにどうということではない気がしてきました。住む場所も食べ物もありましたから。
最近、被災地の人のインタビューを読んだのですが、ゆくゆくえこひいきされそうな人でした。
「仕事で使う船もおろしておいたお金も何もかも失ってしまった。命が助かり、唯一家だけが残って住む場所には困らない。そのうちいいこともあるだろうよ。」
これです。
もしかしたら被災地の人たちには他のエリアの人たちがうらやむほどの状態がやってくるかもしれないですね。その日まで黙々と義援金と物資を「区役所・市役所・役場」から送るのがいいかもしれないです。