ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

*友人Mr.S君その5

hotakatachibana2009-11-01

話題はお互いの仕事のことに移った。


ここでまたMr.S君の新事実が判明するのだ。











「私は正社員で普通に働いてる。Sさんは何してるの?」

「なんもしてない。シンガポールが居心地よくて離れられない。」




Mr.S君はそう言うと大あくびした。
なんでも、毎日夜遅くまで起きてるらしい。前の晩も遅くまで友達と遊び歩いていたらしい。



自由人Sさん。



しかしそれはここ最近のSさんは仮の姿だった。




Sさんは以前シンガポールJTBで働いていて、出張とかで他の国に行き、いろんな国のホテルのスイートに宿泊したりスーツにネクタイでびしっときめてバリバリ仕事していたらしい。上司にも気に入られ仕事は順風満帆。3ヶ国語話せて天然ぽいのに常識的で頭よさげでなんか時々怒ってるっぽいけどにくめない感じがするんだからそりゃ上司に気に入られるだろう!!


なにこの超エリートなSさんは!



仮の姿だ・・・この私の目の前にいる半袖半ズボンであくびしているSさんはまさしく仮の姿!!



しかし、Sさんは「俺の人生」とやらを考えた結果、今は自由に生きているらしい。










私はそんなSさんがとてもうらやましかった。

そして自分の人生を思った。

そしてSさんに思い切って相談してみた。