中学校のときの書道の授業で、ある日私の書いたものが前の黒板に貼り出されて先生がクラスのみんなに見せてくれたの。もう一人の女の子の書いたものと2枚一緒に。
書道の先生はまず最初にもう一人の女の子の書いたものを示して、
「やわらかくて女性らしいやさしい字ですね。とても上手だと思います。」
とほめていた。この女の子はO山さんと言い、普段から綺麗な字を書く子だったが、毛筆もすごく上手だった。どうやったらああ書けるのだ?
そして次に先生は私の書いたものを示して、
「とてもいい字ですね。力強くて
非常に男性的な字です。
」
ガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
たしかに私が筆持つと男みたいかも・・・。
ほめられたのに複雑な気分になった当時。