ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

*ホテルの朝食風景―卵を食べ損ねそうな人々

hotakatachibana2007-06-07

イタリア・フランス回想記(2003年12月27日〜2004年1月1日)vol.96です。

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フランボワーズのヨーグルトに感動して我を忘れそうになったばかりか、ゆで途中の卵のことも
忘れそうになった。




見に行くと、お湯はボンボン沸騰して、私の卵は固ゆでになってるっぽかった。
あきらかに温泉卵はつくれなそう。
ま、いいでしょう。



卵を取り出して満足していると、近くのテーブルで朝食をとっていた日本人の女の子二人が話しかけてきた。


「やっぱり卵は自分でゆでるんですか?!」


え、ええ。そうみたい。



「タイマーとかあるんですか?!」


ないみたい・・・適当かしら。



「パリには何日くらいいるんですか?」


たった2日ですが、内容濃く楽しんでます。昨夜はガルニエでバレエ見ました。



その二人は卵をお湯につけて、そういう楽しみ方もあったねーと言いながらテーブルに
戻って行った。




このよくわからない卵をゆでるシステムのせいで、けっこうたくさんの人が
卵食べ損ねてるんじゃない?!



と私は思った。













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