ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

*路地裏をゆく

hotakatachibana2007-02-19

イタリア・フランス回想記(2003年12月27日〜2004年1月1日)vol.41です。

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二人で細い路地をどんどん進む。


昨夜と違って、時々人とすれちがう。野良犬ともすれちがった。ベニスの野良犬は、なんだか性格のまるいオオカミという感じ。


カドを曲がって、路地に入り込んで、小運河を何度も渡って、カドを曲がって…。




高い壁に囲まれた。でも上を見上げるとそれは建物で、手の届かないところに民家らしき窓をみつけた。どんな人が住んでるんだろう?




「路地に入りこみたい!」



友人が進行方向と違う方に細い路地をみつけて、叫んだ。私もだよ。次に来たときに絶対全部の路地をまわろう!



そうこうしてるうちに小さな広場に出た。ベンチがあって、犬の散歩してる人もいる。そこからは運河が少しも見えない。隠された小さな小さな名前もないピアッツァ。ベニスにもこんな場所があるなんて。少しとどまりたかったけど、サンマルコが私たちを待っていた。ついでにパリへ発つ飛行機の搭乗時間も待っていた!






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