ちょうど3年前のこの日、ローマに降り立ったのです。
イタリア・フランス回想記15です。
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ホテルに戻る途中、友人が夜食を買っていくと言って手頃なお店に入った。
お店から出てきた友人の手にはお肉のお惣菜が。何度も「肉が食べたい」と言っていたけど、とうとう買ってきたか。肉食べても体力つかないわよ。それどころか他の食べ物より体を消耗させるからかえって負担をかけるらしい。(私は小さい頃から本能的にそれを悟っていたのだろうか。それともただたんに魚食なだけだろうか。)
それはともかく、友人が肉肉言ってたのは体のこと考えてというより、ただたんに食べたかっただけらしく、その後ホテルにて、私がバスルームから出てみると、いつのまにかワイン片手に買ってきたお惣菜を味わい、
「すごい幸せ。ほんとにしあわせ〜」
と酔っぱらっている友人がいた。ワインはどこから出てきたのだろう。私は「MDかけていい?」ととりあえず声をかけてみた。
「どうぞ〜。あーしあわせ。」
そ、そう。彼女もあきらかにローマライフを楽しんでいた。ちなみに三ツ星ホテルだったのでワインその他飲み物内蔵冷蔵庫はついてなかったです。
次回は「バチカン市国入国」です。