イタリア・フランス回想記はお休みです。
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知人から古木をもらった。
楕円形で焦げ茶色、みがきっちり詰っている100年前の木である。幅は1m弱、縦は30cmくらい。年輪がそうとうあり、こんな樹齢の木を今切ったら警察がやってくるから、間違いなく100年前のものだそう。
そういえば小学校の時、廊下に直径2mくらいの巨大な古木のスライスが飾ってあって、樹齢何千年という代物だった。友達といつも年輪を数えていて、10年目で挫折していた。あの木もそうとう昔に切り取ったものだということなんだ。
小学校のこの古木とは別物とはいえ、まさかうちに古木がやってくるとは思わなかった。しかもこれ、部屋のテイストに合わないという理由で寄せてあった椅子の上においたら、その椅子が部屋になじんでしまった。さらにその上にパソコンを乗せたら、これまたぴったり。
パソコンテーブルができたので、椅子が必要になった。いつも使っているスツールは合わなかった。そこで旅行用のトランクをひっぱり出してパソコンテーブルの前に置いた。ぴったり!次の旅まで座らせてね。
ところでこんな高価なものをポンとくれる知人が意味不明。ついでに自称ちょいワル親父なのも意味不明。どこがちょいなんだろう。ついでに古木もらっといて言うのもなんなんだが、いつか私はこの人の舌によく効く解毒剤をご本人の口の中に仕込む所存でございます。
私の知り合いには不可思議なお金持ちが多い。ついていけない。