ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

*白谷雲水峡のふもとにて

hotakatachibana2006-10-09

屋久島日記38です。

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バスの中には運転手のムッシュー以外、観光客のムッシューと私だけ。あの恐怖感いっぱいの道をバスを思いのままに操り下山してゆく運転手のムッシュー。しかも私たち観光客のためにガイドまで。

「道の端によくあるのがクワズイモと言って、サトイモによく似ているため間違えて食べる人がいます。知人が食べてしまい・・・」

インカムを通して聴こえてくる運転手のムッシューのガイドを聴きながら、猿と鹿の銅像を見落とさないように窓の外を注意深く見ていた。その近くにデイリーへの入り口があるのだ。ちなみにデイリーとは地元の人がよく行く川泳ぎの隠されたスポットなのである。でもデイリーの入り口の近くにバス停があるらしかったし、運転手のムッシューにもデイリーに行きたいと伝えてあるので大丈夫であろうが。

バスはどんどん下山し、デイリー近くのバス停で降りた。それらしい道があったけど、「デイリー牛乳」の看板はどこにもなく、かわりに「縄文水」という看板があった。ほんとにここを進んでよいのだろうか。ちょっとそこの茶房で聞いてみよう。バス停とデイリーへ続く道らしき入り口のすぐ近くに茶房らしきお店があった。白谷雲水峡のふもとの茶房である。

写真1枚目は白谷雲水峡のふもとから撮った遠くの山。写真2枚目はふもとから撮った白谷雲水峡。雲がかかっていて、まだ太鼓岩からの見晴らしも雲の世界だったことを察することができる。