屋久島日記36です。
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水飲んで満足。再び下山し始めた。走りながら何人もの観光客とすれ違い、そしてやはりあいさつを。
あっというまにさつき吊り橋まであと一息というところまできた。
するとやはり
にゅう。
また鹿がでたのだ。今度はオスらしくツノがあった。でもこのひとはまだ生えきっていないため大人になりたての若人である。
しかもこのひとは人間を見ても逃げるどころか至近距離にとどまり、サービス精神旺盛に見えた。営業部長にちがいない。彼は陽気なオーラをふりまいて、いつまでもその場にいつづけた。
鹿を見ていたかったが私はそっとその場を離れた。バスが、バスが。