ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

*ドリーナバレエシリーズ

hotakatachibana2006-07-16

私はあまり小説とか読まなくて、活字もそんなに好きじゃないけど(小説書いたくせに)、ドリーナバレエシリーズは大好き。


これはもう絶版になってしまった10巻くらいの長い物語で、イギリスが舞台。ドリーナ・アダムスというバレリーナを目指す女の子が主人公。


ドリーナはイタリア人の父とイギリス人の母を持つハーフで、両親ともに彼女が幼い頃に他界している。ドリーナには生まれながらのもうひとつの名前があって、イタリア名のアンドリーナ・アダモ。彼女の母がかつて世界的バレリーナだったことから、その事実を隠し、自分のキャリアに影響しないようにとイギリス風の名前を名のってる。


母方の祖父母に育てられ(祖母はバレエに反対)、世界を旅する黒髪のちょっとエキゾチックな容姿のイギリスの女の子。


ドリーナのこの生い立ちだけでかなりドラマティック!


さらに、バレエ学校での友情やいざこざ、舞台、旅先での出来事・・・とにかく面白い!しかも作者がバレエを心底好きなことが感じ取れ、バレエが好きな読者がドリーナのバレエへの気持ちにすごく共感できる。


どうしても、どうしてもこの本を手元に置いていつでも読めるようにしたいのだけれど、なかなか見つけられない。時間を見つけて古本屋を回るしかないのかも。


写真は仙台に行ったら必ず入るカフェ。ドリーナがありそうな雰囲気なんだけど・・・ない。


カフェ・モーツァルト
仙台市青葉区一番町3-11-14丸和ビル3F TEL022-263-4689


復刊ドットコム
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